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バンクーバーの不動産市況は今年になっても活況が続いております。一戸建て、コンドミニアム(分譲マンション)とも昨年に比べて約20パーセント程度値上りしています。特に人気のある物件に対しては数件のオファーが入る状況で、時にはリストプライス(売出し価格)より高く売れるケースもあるようです。
 ただ住宅ローン金利が上昇傾向にあるのでこのままホットな市場が続くかどうかは意見が分かれるところです。
 現在のように、人気のあるコンドミニアムの売出し時に行列が出来、発売と同時に売切れる状態はそう長くは続かないと思われます。この20年ほどの価格の状況を見ると、ほぼ10年周期で上昇局面と調整局面があり、全体として緩やかに上昇カーブを描いています。従って今回の上昇局面が一段落した場合でも、しばらくして再び上昇に転じると思われます。
 又、海外、特に韓国から住宅を購入する人々が増えてきており、彼等は大変教育熱心で、子供たちにカナダで教育を受けさせたい為に住宅を手当てするそうです。バンクーバーは韓国からもっとも近い英語圏で治安、教育環境が良いのが人気の要因です。我国からはこうした住宅の需要はまだ多くはありませんが次第に増える傾向にあるようです。

2006年年5月記)